東京23区 横浜 川崎への宅配弁当は、のり弁専門店の江戸前海苔弁「大田や」にお任せ下さい。大田区の希少価値の高い高級海苔（青混ぜ海苔）を使用した仕出し海苔宅配弁当を配達いたします。

大田区の海苔の歴史

　東京都大田区は江戸時代より1960年代まで全国で最も海苔づくりが盛んであったことを皆さんはご存知でしょうか。
東京都大田区の海苔養殖技術は大変優れており、質・量ともに全国に誇る"本場干海苔"として賞賛されておりました。
江戸時代には「御膳海苔」と呼ばれ、将軍家やお寺、徳川三家へ上納されていたようで、東京都大田区の海苔は最上品と
して、これを扱う生産者・商人は権威と名誉を誇ることが出来ました。大田区は日本の海苔発祥地とも呼ばれています。

　明治時代に入ってからは様々な規制があり、引き続き海苔漁業が
おこなえたのは、東京都の品川・大飯･大森･糀谷のみでした。
その中でも東京都大田区大森は過去の生産量・質の良さから、
大規模な漁場を許可され、特別な待遇を受けていたようです。

　しかし、昭和37年東京オリンピック前の12月、東京湾の埋め立て
計画が始動し、海苔干し場や沖合いはアパートや公園が建つための
島や土地、工場団地として埋め立てられてしまいました。
やむを得ず、東京都大田区は漁業権を放棄し、江戸時代から続いた東京都大田区全域の海苔産業は幕を閉じました。